おっ!長谷川です。
8日目は再び私です。
この日の主な下りは柳沢峠と奥多摩湖を登った山でした。
恐ろしいほどのカーブはあまりなかったのですが、充分に斜度、距離がありなかなかに楽しめました。
今回のメインテーマは同じ一回生の高森くんが山を下るのが速くなったことです
(自分で言うのもなんですが)
普段、私は山を下る時、人と比べてもかなり速いようです。
それは並んで下る時に後ろだったり、車の後ろの時、全然気持ちよくない事がよくあるということです。
この日の一本目の下りは高森くんが先頭だったのですが、まるで気持ち良くありませんでした。
しかし、「下りの直線ではブレーキをかけなくても全然大丈夫やから直線ではスピードを極力緩めぬように!」と上回生及び私に指摘された高森くんは覚醒しました。
驚くほどにスイスイと坂を下っていくじゃありませんか!!
衝撃でした。人はこんなにも変われるものなのだなと感動しきりです。
満足感あふれる気持ちの良い下りでした。
下り終わりの一休み、肩を組んで喜びと感動を伝えたくなったほどです。
当の本人には「(下りの)死神のような危なっかしい奴に言われても、嬉しないわ!」とひどい言われようでしたが」(笑)
さてさて、本文に…
この日は7日目に次いで厳しい日であると目されていたのですが、前日に比べたら楽で楽で笑いたくなってしまうほどでした。
何て言っても前日は岩に足を取られて少し進むのにも一苦労も二苦労もしたのですが、この日はどれだけしんどくても走るのはコンクリートの上です。
漕げば進むということをこの日ほどに実感した日はありませんでしたね(笑)
一本目を登り終えた後はお昼ご飯です。
気が付いたら東京の左端である奥多摩湖です。改めてこんな遠くまでよく来たなと少し自分に驚きです。
準備をしていると、湖畔の近くにいた野良猫が食い物の匂いに釣られて寄ってきました。
この時から僕らと猫とのごはんを巡るバトルの幕が切って落とされたのです
どれだけ猫を遠くに連れて行って放してもすぐに戻ってきます。
そして、虎視眈々と缶詰を狙ってくるのです。
捕まえようとしてもスルリと逃げおおせる猫でしたが、とうとう捕まり班員の一人が猫を抱きかかえつつの食事と相成りました。
二つ目の山を下り終わり、もう一つ小さめの山です。
既に前日までの疲れもあり、くたびれていた一回生二人でした。
が、頂上前のラスト20m全力スプリント!
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そんなこんなで8日目も終わり次の日は合宿終了間近の9日目です。
8日目で合宿のしんどい道程も終わり、明日は富士のふもと富士五湖の横を通ります。
出発前の合宿の主な楽しみの一つです!
それでは、私はここらで仕舞にして次の人に任せて退散します。
ではでは。
ごっつあんでした!