お、2回生の鈴木です。

遅くなりましたが、今回は5/3、5/4に行われました新歓合宿について書いていきます。新歓合宿ということで、本来であれば新入生を帯同しての合宿になるはずでしたが、入部時期の関係等で、今回は三宅さんと私の2人での合宿となりました(新歓合宿とは)。

この合宿の目的地は兵庫県・丹波篠山のユニトピアささやまでした。2人という少人数での合宿は、私は初めてでしたのでなんとなく不安を感じながらのスタートでした。がそんな不安はすぐに消え去り、見知らぬ土地を走行するワクワク感に心躍りました。体力的にも精神的にも余裕のあった序盤だったためか、お昼休憩のために立ち寄る予定であった「道の駅いながわ」までは順調にたどり着くことができました。GW期間中だったためか、道の駅周辺の道路で非常に長い渋滞があったことが印象的です。

道の駅は大混雑でした。渋滞を見た時から嫌な予感はしていましたが、その通りでした。このような時に、自転車は便利です。自動車よりもはるかに小回りが効くので、混雑なんてなんのその。無事に昼食にありつくことができました。昼食はタコライスとたい焼きでした。タコライスは道の駅の屋台(?)で購入したもので、この合宿で1番美味しかったものでした。なぜ沖縄料理が?とも思いましたが、トマトの旨味が疲れた体に染み渡り、最高でした。タコライスに目をつけた三宅さんには感謝しかありません。たい焼きは道の駅の対面にありました、「日本一たい焼」というお店で購入しました。この店名に惹かれたわけですが、店内に入ると、関西圏で展開しているたい焼きのチェーン店らしいということが判明し、ある意味衝撃を受けました。日本一かは知りませんが、薄皮であんこがぎっしりと詰まったたい焼きで、こちらも美味でした。

1日目も後半戦です。ここからは登坂が始まりました。やはり荷物を積んでの坂道はきつかったです。今回の登坂は一つ目に大きな山を越えて、一度降ったと思ったら、もう一度山を越えるというものでした。メンタルはズタズタで、体力的にもしんどかったです。ですが、2つの山を越えると、異世界が広がっていました。大阪ではみることのできないような、綺麗な田園風景でした。いい意味で、何もない土地で、あたり一面が自然でした。宿泊施設のチャックインまでに時間があったので、周辺を探索することになりました。

今回の目的地である丹波篠山は、三宅さんの地元ということで、三宅さんに案内していただきました。王地山神社(?)や城下町、篠山城跡を訪問しました。それぞれ良いところでしたが、共通して言えることは自然が美しく、とても静かということです。大変充実した時間を過ごすことができました。

さて、そうこうしているうちにチェックインの時間になったので、宿泊施設に向かいました。チャックインを終え、荷物を一旦宿泊施設の方へ運び、まずは入浴です。なんと今回は温泉に入ることができました(宿泊施設の大浴場でしたが)。露天風呂やサウナもあり、旅で疲れた体を存分に労わることができました。

温泉でリフレッシュしたあとは、夕食でした。お米と肉といったシンプルなメニューでしたが、これがまた美味しかったです。特に、お米に関してはかなり上手に炊くことができ、食感が良くて甘味が強くてとてもおいしかったです。食事を終え、長旅で疲れていたせいか、すぐに就寝となり、1日目は終了しました。

2日目の朝は寒さで目が覚めました。5月だというのに、山の中であったせいか寒すぎてなかなか寝袋から出られませんでした。なんとか起床して、早速朝食の準備です。お米とベーコンエッグ風の何かを作りました。お米は昨日に引き続き上手に炊けましたが、ご飯のお供が微妙でした。味付けがベーコンの風味だけだったので、三宅さんは心なしか大変そうに見えました。

朝食が終わると、起床が遅くなってしまったせいで、チェックアウトの時間に間に合うか、ギリギリの時間だったため、大急ぎで身支度を済ませ、慌ただしく出発しました。2日目は初めに山を2つ越えるものでしたが、往路に比べると登りは少なく、体力的にもまだ余裕がある段階での登坂でしたので、精神的には1日目よりも楽に登坂を終えることができました。登坂を終え、長い降りに入ったのですが、この旅で1番気持ちの良い道だったと思います。ずっと降っていたわけですが、体感とても長く感じ、よくこの坂を登ってこれたなと自分たちを褒めてやりたかったです。そのまま往路を戻り、無事に関大まで戻ってくることができました。

今回の合宿は、2人という少人数でのものであったからこそ、観光の要素も強いものにできたと思います。とても充実した時間を過ごすことができ、非常に満足してます。振り返ると、2日とも気候には恵まれ、大きな事故等もなく合宿を終えられたということはよかったです。

以上、ごっつぁんでした。