おっ後藤です。夏合宿最終日 追加しておきます
本栖湖から富士山新五合目へ。
合宿も残すところあと2日。本栖湖畔に宿泊した日の朝はさわやかにはじまる。薄くかかったもやの中から富士の雄姿が垣間見える。天気、気温とも非常に安定している。気持ちよく風を切りながら国道 を静岡方面に向かう。緩やかな下り坂なので非常にラクである。ほどなくして「白糸の滝」に到着する。名前のごとく白い糸が幾本も垂れ下っているように見える。すごく涼しい空間であった。滝のパワーを得た私たちはいよいよ富士スカイラインへと向かう。   からはえんえんと登り坂が続く。坂自体は緩やかで且つ車もそれほど多くない。しかし、景色の変化が少ない樹海の中を走っているのはやや退屈である。
 高度を上げるほどに涼しくなっていく。高鉢パーキングエリアに到着したときには3時を回っていた。高鉢パーキングエリアにつくと先についた早川がお湯を沸騰させている。「コーヒーでも作るんかな?」と思ったがそうではなく、飲料用の水がないから沸騰させているのだ。富士山にあるトイレの水は雨水を利用しているので飲料できないのだ。そんなこんなで水を沸騰させて飲料できるようにする。ここで少し時間を食ってしまう。
 富士山新5合目に到着したのは17:00すぎである。
最終日 富士登頂
昨日は予想外のトラブルに見舞われた。しかし、今朝はあきれるくらいの穏やかさの中で朝を迎える。駿河湾が朝もやに包まれている。今日も下界では猛暑に見舞われるのか。私たちが今いる富士山新5合目は大阪の3月の朝くらいの気温である。標高の高さを改めて認識する。昨日はあきれるくらいの坂を登りきったのだ。そして、今日は日本最高峰を登りきらないといけない。朝食を手早く済ませ、6:30分に新五合目を出発する。早川の自転車とともに頂上を目指す。
私たちが登り始めたのは「富士宮ルート」と言われ富士山登頂ルートの中でもっとも短時間且つ斜度がきついルートである。眼下に広がる富士の樹海からは自衛隊の演習での発砲が聞こえてくる。富士には多くの登山者がいる。そして多くの登山者が私たちに声をかけてくる。「その担いでる自転車どうするの?」と。自転車を担ぐなんてかなり不可解な行動に見えるのだ。新五合目から七合目くらいまでは比較的歩きやすい。しかし、自転車のフレームをもつメンバーはややしんどそうである。天気もかなり良くて絶好の登山日和だ。順調なペースで頂上へ向かう。見上げるともうすぐのところに富士観測所がある。どうしても近く見えるのだ。
自転車を交代して持ちながら11;00すぎに頂上に到着。多くの登山者が記念写真などをとっている。驚くほどの人である。僕たちも記念写真を撮影する。自転車と写真を撮る姿はかなり目立つ。雲がほとんどない晴天である。
時間があったので「お鉢めぐり」をする。どこまでも岩肌しかみえない。火山なのだ。結構空気がうすい。途中から塩野が若干しんどそうであった。やや高山病気味である。一時間後に下山開始する。崖のような急な坂を慎重に降りていく。登りよりも下りのほうが気を使う。そしてしんどいのだ。2,3時間かけて新五合目に到着。夕方にさしかかりやや肌寒く感じる。17:00過ぎに新富士市内に向けて出発する。向かい風がかなり寒い。1時間かかって新富士市内に到着する。ここで坂野と別れる。僕らはスーパー銭湯にて仮眠をとり翌日の電車で帰路につく。
また随時富士写真も追加するので!