おっ!!
谷所です。
8月の個人ツアーの記事を裏で書いている途中なのですが、10月に行った個人ツアーの記事のほうが先にできてしまいそうなので先にアップロードしちゃいます!
8月の個人ツアーの記事は近日公開します。お楽しみに。
ではでは、秋の個人ツアー出雲編?に参りたいと思います。
ですます調では書きにくいのでである調で書いてます。読みづらかったらすみません。
10月11日。走行距離100㎞程
2限目の途中、こっそり教室を抜け出す少年の影が。そう、私である。
向かう先はこれからともに台風に立ち向かう相棒のもとへ。
やはり、旅に出るときの緊張と興奮が相まじりあって何とも言えない感情というものは何度味わっても新鮮である。
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ひたすら国道173号線を走り続けて舞鶴を目指す。
この日はそのまま何かが起こるという事もなく、無事、道の駅舞鶴とれとれセンターに到着。
嵐の前の静けさというのだろうか。天気はとても穏やかで走りやすかったことを覚えている。
道の駅では午前中に出発した尾崎と高森がホカホカとした白飯を炊いて待っててくれた。野宿なのにご飯が勝手に出てくるというありがたさ。本当に感謝である。
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この、憎たらしく満足そうにしているのが私である。自分で見ても憎たらしい。
その後テントを広げて就寝。
3人しか寝ないのに、広げていないテントも合わせて3張りほどあったような気がするのは私の記憶違いであろう。
そんな記憶違いをしてしまったのは深夜に舞鶴港から降りてきたであろう大量のバイクがこの道の駅を使用して、うるさくてあまり眠れなかったためであろう。
~次の日~
11月12日、走行距離約170㎞
朝起きて、空を見あげてみると秋晴れというのがふさわしい青々とした空が広がっていた。
まだ、走れる!!と、私は内心そう思った。この日の晩にこの旅が打ち切られてしまうという事も知らずに。
尾崎と高森に別れを告げて、いざ出発!
この日、最初に目指したのは日本三景の一つ天橋立。
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ここでは、名水百選の磯清水という名水が湧いていた。
周りが海に囲まれているのにかかわらず淡水がふつふつと湧いてくる不思議な名水である。
隣に飲むなと書かれた看板が立っていたが、ツアー中、名水でのどを潤すことが多い私からすると、とても飲まずにはいられなかった。
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磯清水をたらふく飲んでボトルにもつめ終えてから次の目的地城崎温泉に向けて出発。
城崎温泉へ向かっている道中、突然の腹痛が。
おそらく、先ほど飲んだ磯清水が当たったようであった。
藁にもすがる思いで、ヨーグルトをアホみたいに飲んでいたことも覚えている。
ちなみに、R-1というヨーグルトはすごいらしい。
どこかの小学校の給食でR-1ヨーグルトを出し続けていたら病気で学校を休む人が激減したのだとか。
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おなかがある程度おさまってきたところで、再び走り出すと今度は久美浜湾辺りで交通規制が。
日が落ちる前に鳥取砂丘につきたい私にとっては迷惑極まりないものである。ただ、交通規制をするほどのものであるならばどんなものが来るのかと思いながら、待っていると向こうから神輿を担いだ男たちの声が。
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どうやら地元の秋祭りのようだ。地元のいい年をしたおっさんの元気を見て若い自分が負けてられないと思い奮起してまた走り出した。
久美浜湾から峠をひとつ超えると城崎温泉はすぐそこにある。
某号泣県議はこんなところに年間106回も来ていたのか。もう少し、税金の使い方も考えてもらいたいものだ。と思いつつ温泉街の景色を横目に見ながら走る。
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なかなかにきれいな街の景色である。
城崎温泉の中でも比較的安い温泉を見つけそこで入浴。
朝から走ってきた疲れをいやす。
温泉につかっているとある看板が目に留まった。
看板には「この源泉は飲めます」と書いてある。
そんなことを書かれているので飲まないわけにはいかないと思い一口だけ口に含んだ。
気になるお味は、鉄と硫黄のにおいが絶妙なハーモニーを口の中で奏で、そのハーモニーン向こう側からありったけの塩分が舌に鋭く突き刺さるとても刺激的なお味。
結構なお手前で。
城崎温泉から上がった後はひたすら鳥取砂丘をめざす。
城崎温泉から西側は海岸線を走り続けるのだが、断崖絶壁の上を走り続けるのでアップダウンが非常に激しい。
半分意識を飛ばしながらついに、小西の故郷、鳥取県岩美市に入る。
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そろそろ、疲れが全身にたまり始めたころに鳥取砂丘に到着。
鳥取砂丘につくまでの道中は無我夢中で漕いでいたのであまり記憶が残っていない。
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鳥取砂丘を後にして晩御飯のあとに梨を丸かじり。特産の物を心置きなく食べられるのも旅の醍醐味。
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食後に台風情報を仕入れていると翌日の16時から近畿圏のJRが全線運休するという情報が。
もし、JRが止まると帰れなくなってしまうのでこの旅はここで断念。
これ程の事をしてまで出雲にいる神々は私に縁を結ばせたくないのか。
せめて、おみくじだけでも引きたかった。
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翌日、朝一番の特急で悔しさを胸に帰阪。
いつかまた、出雲にリベンジしようと、思います。
以上、ごっつぁんでした。