おっ。何度か記事に登場しているT森こと、高森祐樹です。
 まずは近況報告から。
 最近はいろいろなことがありましたが、一番の変化は体重が12kg減った!ことです。
 いやあ、これは大きいですね。自分をほめてやりたいです。念願の50kg台ですよ!体の軽さを実感できます。どれくらい実感しているのかというと、春には苦痛でしかなかった5km走を余裕で流せるようになった、腹が引っ込んだ、階段を上がるのが楽になった(!)、です。最後の所が重要ですね。僕の愛車のブルーノの重さがキャリア込みで12.3kgですから、ほとんど自転車1台分痩せたことになります。素晴らしい! もっとも、いいこと尽くしではありません。春に履いていたズボンのサイズが全く合わなくなり、ベルトなしでは履けなくなりました。買い替えるとなると痛いぞー。
 ダイエットにお悩みのそこのあなた、自転車部に入部してみてはいかがでしょう。
 
 
・・・・・・ダイエットサプリのCM地味てきたので、前置きはこの辺にしておきます。
 男子合宿も終わりに近づき、ついに9日目。この日は富士五湖、すなわち、相模湖、山中湖、河口湖、西湖、本栖湖をまわりました。これらの湖は富士山の火山活動でできたもので、昨年六月に世界文化遺産に登録されています。
 
 合宿も残り2日!あと2日頑張れば終わるんだ!と疲れた体に発破をかけて進みます。ところどころにきつめの坂がありましたが、概ね平坦で走りやすかったです。平坦とはいえ獲得標高は1600mを超えているのですが。湖畔のサイクリングロードを走ることもあり、観光気分に浸ることができました。
湖畔のサイクリングロード
 途中の休憩で立ち寄った道の駅富士吉田では興味深いものを発見しました。
富士山レドーム1
 1965年から1999年まで富士山頂にあった気象レーダー、通称富士山レーダーです。台風の監視等に使われ、観測範囲は700km以上だったとか。気象衛星の運用開始や他のレーダー観測地の建設に伴い引退した後、ここで展示されているそうです。
富士山レドーム2
  年期を感じさせます
富士山レドーム3
 
 施設内部の見学も可能でそうしたかったのですが、入館料が必要だったのと時間がなかったため、今回は断念しました。見学は次に来た時のお楽しみに取っておきます。
 しかし、富士山の湧き水の試飲コーナーがあったのでいい機会と思い、一口飲ませていただきました。気になるお味は・・・・泥臭くてあまりおいしくなかったミネラルたっぷりな味でした。ええ、横にあったピーチジュース飲めばよかったなんて思いもしませんでした!
 
 さて、休憩を終えるとひたすら前進します。合宿中では珍しく街中を走ることもあり、終わりに近づいていることを感じます。途中目にした富士急ハイランド(いつか行ってみたい)の絶叫マシンに度肝を抜かれつつ、ひたすらペダルをこぎます。
 僕が富士山の存在を実感したのは河口湖の湖畔を走っているときでした。左の方、湖越しにそれまでの山とは明らかにサイズが違う「山」が鎮座しているのが見えたとき、「ああ、これが富士山なんだな」と思いました。とにかく大きい、それが感想でした。
 途中で一件のトラブルに見舞われましたが、全員が最後の湖、本栖湖に到着しました。本栖湖西部にある展望台兼駐車場で休憩をとります。富士山を望むビューポイントの一つで、ツーリングマップルにも「1000円札の裏絵にある逆さ富士はここから」という記述があります。富士山を眺めつつ補給食を食べたり、粉早飲み競争(?)に挑戦したりして思い思いの時間を過ごした後、出発します。
本栖湖
  
 その後はしばらく走り、9日目の日程は終了。なんと、この日の夕食はすき焼きです!このことは特に1回生の心をがっちりととらえていました。どれくらいかというと、この日のk林君の気合いの掛け声が「す・き・や・きー」だったぐらいです。調理中に三味さんの悪戯でとてつもなく辛いししとう(なぜかは分からないが非常に辛いものばかりだった)を口にしてしまい、口から火を噴く思いをしましたが(その後ご自身もチャレンジされていました)、食欲は全く衰えず、心行くまですき焼きを堪能しました。
   
 いつもなら、夜テントに入る前は「これでx日たった。残りはy日だ」と考えるのですが、この日は違いました。「残りは1日。頑張ろう!」
 以上で男子合宿9日目を終わります。ごっつぁんでした。