韓国縦断ツアー　1日目

こんばんは。先日の皆既月食は見えましたか？見逃してもだいじょーぶ。来年、2015年4月4日の宵の口にみられるそうですから。
ほなほな、初日から「韓国縦断ツアー」をふりかえっていきます。
8月18日(月)　晴れ　約30km
○関西大学付近→大阪南港(大阪国際フェリーターミナル)
10:30 関大付近出発
12:45 南港着、輪行準備
13:00 搭乗手続き、特殊手荷物(自転車)受付
14:15 出国手続き
15:10 パンスタードリーム号乗船、南港発
16:30 昼寝
18:00 起床
18:30 船内食
20:30 レストランのステージでショー観賞
22:30 就寝
旅の始まりってのはいいもんです。出発までのむずがゆい感じ、家を出るときの高揚、不安がちょっぴり。それも天気がいいとなおさら。その日は快晴でした。清々しい気持ちで大阪の街をこぎ進みます。南港出港のフェリーに乗るために御堂筋を南に南に。天気が良すぎてフェリーに乗る前に汗でぐっしょり。
ほんで国際フェリーターミナルに到着。

さっそく輪行の準備をして搭乗手続き。

周囲を見渡すとすでに韓国語が飛び交っています。乗客のほとんどは韓国の人のよう。少し緊張です・・・・・
チケットを購入。往復(船内食付き)で18,020円でした。事前振込みしておけばもう少し抑えられたんですがうっかりしていました。

港からこれから乗っけてもらうフェリー「パンスタードリーム号」を拝みます。思ったよかおっきいです。

出国審査も無事終えて、いよいよ乗り込みます。部屋は相部屋で先客のかばんが一つ置かれていただけでした。
荷物を自分のベッドに放って船内を散策。搭乗員は全員韓国の人。ある程度は日本語で話せました。話を聞くと乗客は約120人。その8割程度は韓国の人のようです。「セウォル号転覆事故」以来、この船でも船体検査が厳しくなったということです。
部屋に戻ってしばらくすると先客が入ってきました。
目が合うやいなやその人は「한국사람？」。
――……何て？
さらに語気を荒げて「한국사람！？한국사람！？」
――韓国の人かな。出だしからまいったなあ。
その時、鞄からはみ出した深緑のパスポートが目に入りました。韓国人です。僕は韓国語など話せるはずもなく。突然のことに困り果てました。そしていつも通りの日本語丸出しで「日本人です」と言ってしまいました。すると、
「なんや日本人かいな。ほなよろしくね」と予期せずコテコテの大阪弁が返ってくるので驚きです。
在日韓国人二世のＴさんは御年70歳。日本で生まれ育ったそうです。この方にはこの後もお世話になりっぱなしでした。
眠くなったので少し寝てから夕食をとりに行きました。船内食は韓国式バイキングです。全種類少しずつとって食べました。いや、うそです。キムチの種類の多さに負けました。そんなに食べられません。

食後、Ｔさんと船内のcafeでコーヒーを飲みました。おなかをたぷたぷに満たして甲板に出ると瀬戸内海の夜景が見えました。明日には韓国上陸かあー。日本の景色見納め、は言い過ぎですがそんな心持ちで潮風にあたりました。

デッキに降りるとレストラン横のステージでショーが行われていました。進行は全て韓国語です。なにがなんだかわかりません。会場にいる韓国人の観客の多くはよく盛り上がっています。多少大げさにも見えました。韓国人の国民性なのでしょうか。後ろで静かに観賞しているのは日本人なのかな。と、一番後ろから一人会場を眺めていました。
はい。まあ、こんな感じで日本をまだ出ないうちから海外気分を味わっていた出発日でした。
この調子で更新し続けられるのか疑問ですが、気が向けば書きます。
以上、ごっつあんです。