おっ!shichikawaです。
4日目の続きです。今日は室戸岬周辺の施設について、立ち寄ったところを紹介します。
まず岬に着く前に寄ったのは「アクア・ファーム」という海洋深層水の取水施設です。
ここで海洋深層水について少し説明します。
海洋深層水とは、水深200mより深いところにある海水のことで、室戸沖で取水される「室戸海洋深層水」は、アラスカ近くのオホーツク海から深層に潜り込み、北太平洋の水深約1000mの深い海を時計回りにゆっくり循環し、台湾付近から日本に向けて北上し、やがて室戸岬沖に達すると考えられています。
室戸岬の沖合には急な大陸棚があり、この崖のようになっている大陸棚に沿って海流が上ってきます。この地形を利用して海洋深層水を取水していると教えていただきました。
海洋深層水には表層水と比べて多くの優れた特徴があり、食品や温泉、生活用品の加工などに利用されています。
次に「シレストむろと」に寄りました。ここは室戸海洋深層水を使った温浴プールがあり、併設の足湯は無料で使わせていただけます。
お昼は「海の駅とろむ」で食べました。室戸で採れた魚料理が味わえるレストランがあり、カツオのたたきを食べました。大変おいしかったです。イルカと触れ合えるドルフィンセンターもあります。天気が良かったなら、イルカと触れ合いたかったなぁ…
さて、次に寄ったのは「道の駅 キラメッセ室戸」です。ここでは鯨のたたきが食べれます。めったに食べられるものではないので、食べておきたかったのですが…少し前に昼ご飯を食べていたので残念ながら食べることはできませんでした。
併設の鯨資料館 鯨館は大変勉強になった施設です。館内にある室戸ジオパークビジターセンターのスタッフさんの丁寧な説明でなぜ室戸が世界ジオパークに登録されたのか、その特殊な地形の恩恵について知ることができます。とても語りつくせるものではありませんので近くを通ったらぜひ立ち寄ってみてください。
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この先にあったこれも↓
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四国の海岸沿いのいたるところで見ることができるこの地形について、きっと親しみが湧くでしょう。
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ちなみにこれは私が参加したスタンプラリーです。
このあとは雲行きが怪しかったので「道の駅 田野駅家」に向かいました。田野駅家は駅と隣接しており、すぐ横にコンビニもあります。営業時間が5時半頃までなので、その少し前に行くとお弁当などが安く手に入ります。
少し戻れば「二十三士温泉」というのがあり、700円で入れます。
この日は田野駅家で仮眠をとりました。
余談ですが、田野駅家には野良猫がいました。可愛かったです。
この日も夜間に大雨が降り、その音とあまりの寒さで12時頃に目が覚めました。
このころからラジオの調子が悪くなり、天気情報が入りにくくなりました。このときは、四国って変わった天気だなーくらいにしか思っていませんでしたが…
5日目に続きます。