・2日目

初めてのテント&寝袋とあって良く眠れませんでしたが2日目のスタートです。

今日は鍋を持たなくていいので自転車が気持ち軽いです。

 

ペダルを回していると昨日の疲れが脚に残っているのがよく分かりますが、新歓合宿はそんなこと知ったこっちゃありません。さっそく登りをブチ込まれます。

坂1つでもう満身創痍です。

 

その後は気合いで走り抜き、食料購入のため阪急オアシスへ。いやー今日ばかりは本当にオアシスですな。今日も自分は米を載せます。昨日のリベンジです。

 

食料購入の後に向かうは新歓合宿のメインディッシュであるダートです。はっきり言って全行程の中で最も過酷です。そこへ向かうというのに今、自分達は食料を積み込んで自転車の重量をUPさせています。己に厳しく。笑

 

食料購入後は少し走った所で昼食タイム。

青野ダム公園の少しばかりぶっ飛んだデザインの噴水等を横目に缶詰めを頬張ります。

ツアー班はこの度シエスタ制度を導入。

なんて遊んでいられるのも今のうちだけです…。

 

時は流れてダート入り口に到着。さすがボス戦へと続く道なだけあって雰囲気が他とは違います。

この時の自分はこのダートが自転車に乗ったまま走破できる程度のものだと思っていましたが、実際はそんな甘っちょろいダートではありませんでした。

見ての通り自転車に乗っている時間の方が短く感じられる程のガレ具合。これには本当に参りました。

しかも、キャリアに積んでいた米とジャガイモが振動で下にずり落ち、それがタイヤと擦れ合ったため袋が破れ米が散乱…ジャガイモは1つお亡くなりに…

今度からは少しでも異音がした時はすぐ確認するようにします。。。

 

魔のダートを脱出しやれやれと思っていたら今度は定番トラブルのパンクです。一瞬でパンっとなるやつじゃなくスローパンク。皆に手伝ってもらいながら修理しました。

 

パンク修理が終わって向かうは今日のキャンプ地、大野山。これがまたキツイのなんの。途中から一方通行になり車があまり通らないのは良いですが、ダートの後に持ってくるような山じゃない。あと日が暮れてきたおかげで寒い寒い。ぼっ防寒着を下さい…

 

大野山キャンプ場の水は飲用不可との事なので途中で水を汲んで行きます。

水が跳ねまくって来るので余計に体温が下がる…。

 

とりあえず2日目も無事、キャンプ場に到着できましたが、気温は下がるばかりで体の震えが止まりません。夕飯を作る作業もままならず、焚き火をしている他のキャンパーを恨めしそうに見つめる事しか出来ませんでした…。5月とは言えまだまだ寒いです。防寒着の準備は大切です。防寒着の準備は大切です。

大事な事なので2回言いました。

 

夕食後、風呂も無くずっと震えていた為に吐き気すら催してきたのでトイレにいったのですが個室の中はブツの付いた靴下が散乱し、ブツその物も流れずそのままという劣悪な環境でした。もう勘弁して…俺、家帰る…。

最悪な気分で2日目は終了です。