おっ、松岡です。
世間では新型コロナウィルス収束の兆しが見えず、大変な状況となっていますね。私たちの関西大学でもキャンパスへの立ち入りが禁止となり、オンラインでの授業開講となっています。
キャンパス立ち入り禁止のため、部室ももちろん立ち入り禁止
部室に自転車を置いていた僕は家で筋トレぐらいしかすることがありません。
ろくに外出できず、かといって家でできることも少なく毎日の生活に息が詰まりますよね。そんな時は、映画を見て一息つくのはいかがでしょう。
僕は就活のESの趣味欄に映画鑑賞と書くくらいの自称映画好きなのですが、外出自粛期間の息抜きとして映画を見まくっています。
そんな僕から、おすすめの映画を一本紹介させていただきます。
『ニュー・シネマ・パラダイス』
日本では1989年に公開されたイタリア映画です。
名作との呼び声も高く有名な映画ですので、既に見たことのある方やタイトルだけは知っているという方も多いのではないでしょうか。
簡単なあらすじとしては、
イタリア・シチリア島を舞台に映画好きの少年トトが村の老年映画技師アルフレードと映画を通じて心を通わせていきます。失恋や上京など多くを経験し、大人になって映画監督として成功したトトがアルフレードの訃報を聞き地元に帰ってくるというストーリーで郷愁と友情、そして映画への愛情が描かれた作品です。
アルフレードは頑固な性格で序盤トトのことをいたずらっ子として邪魔者扱いしていますが、徐々に心を開いて世代を超えた友情が生まれていきます。そして、ある事件をきっかけにトトもアルフレードに習い映画技師として働くようになります。その後、成長したトトをローマへ送り出す際、アルフレードが言ったセリフが好きなのでここに書かせていただきます。
「お前とはもう話さない。お前のうわさを聞きたい」
アルフレードはこう言って寂しがるトトを送り出すんですね。友を送り出すのにこれ以上のセリフがあるでしょうか。田舎で縮こまらず広い世界に羽ばたいてほしいという、大きく年が離れた友だからこその思いが感じられて非常に好きです。
またラストシーンにこの映画が名作とされている所以が詰まっています。
正直、序盤中盤は田舎でのトトの成長が描かれているのみで単調と感じてしまう場面も多かったのですが、田舎の様子そのままを写すような単調な時間があったからこそラストシーンを迎えた際、トトに思いっきり感情移入してしまいました。ネタバレになってしまうのは嫌なの詳細は書きません。
ちなみにこの映画は音楽も素晴らしく、故郷と思い出の美しさを感じさせてきます。これから見られる方はぜひエンディングの最後まで耳を傾け余韻に浸ってください。
現在Amazon primeとNetflixどちらもニュー・シネマ・パラダイスが見放題となっているので外出自粛期間中にぜひ見てください。
映画を見て有意義なおうち時間を!
以上、ごっつあんでした!!!