お。高森です。
 僕は5月24、25日の二日間の日程で、1日目 関大-明石間自走、野宿、2日目、明石港まで自走、淡路島1周の約200㎞の行程を走りました。
 
 24日の夕方、旅が始まりました。三味さんと七川さん、播磨さんと共に出発。ベテランが3人もおられるというのは初心者にとってかなりの安心感があります。時に道に迷いかけ、時に自動車に煽られながら明石目指して進みました。
 
 この日の夕食は4人でガストでいただきました。三味さんのおごりです。ごっつぁんでした。自転車で50km近く走るということは人生初の経験で疲れも感じており、ガストの看板がとても輝いて見えたのを覚えています。約50kmを走り切ったという達成感にあふれていました。
 
 夜は公園で野宿です。国道2号線沿いの公園が宿になりました。海が近くにあり、波の音が聞こえておしゃれです。三味さんと播磨さんが確保してくださった守護霊(?)つきのベンチがベッドです。テントはなく、シュラフだけで寝ました。屋根なしで寝るのは初めてで、不安と騒音と寒さでなかなか寝付けませんでした。うとうとしたと思ったら暴走族の爆音で起こされ、そうするとなかなか眠れない。ああ、明日は寝不足だな・・・。
 
 朝は寒さで5時に起きました。上半身がシュラフから出ていたようで、とても寒い。くしゃみ3連発で完全に目が覚めてしまいました。ごそごそと起きだすと七川さんも起きておられ(七川さん、シュラフ使ってなかったんですね・・・)、体操したり口をゆすいだりしてすごしました。
   写真 1
    野宿した所から望む瀬戸内海
 
 
 12km走り、明石港に到着。当日組と合流した後、淡路島へ船で渡ります。
 島に上陸後、先発組と後発組に分かれました。自分は後発組になり、先発組の5分後にスタートしました。
 
      出走前
       出走前の一コマ 淡路島上陸直後
 前日の疲れも感じていましたが、走り出すとそんなことも忘れます。ヤシの木が並ぶなか、気持ちよく進みます。同じようにサイクリングに来ている人も多く、追い抜いたり追い抜かれたりしながら走りました。
 このまま調子よく行けたらいいなと思っていたのですが、順調だったのは行程の1/3まででした。淡路島一周の中で最大の難関、山越えの最中にハンガーノックになりました。朝食を少なめに食べていたのが原因だったようです。上回生の治療で30分後には回復しました。上回生の皆様、ありがとうございました。食事はしっかりとるようにします。
      回復
      回復後はまともに走れるようになりました
 
 中間目的地の道の駅うずしおに着いた時には先行組はすっかり体力も回復していた模様。
 淡路島名物タマネギソフトクリーム(ほんのりとタマネギの味がしておいしいですよ)を食べた後、即出発です。ところで、この道の駅うずしお、アップダウンがかなりある道をしばらく走らないとたどり着けないんです。先が見えない登り坂を登るのは恐らくこの日一番きつい経験でした。ペダルを回していれば必ず坂は終わる、と柿原さんに激励していただき、なんとか到着できました。オートバイが横を颯爽と走り抜けていくのを見るとうらやましくなり、もっと鍛えねばと重いました。
 この後はほとんどが平坦な道で、比較的楽に進めました。海沿いの道を巡航します。行程も半分を過ぎ、気も楽でした。遠くに見える島が、時間がたつにつれてに近づいて見えるのは気持ちがよかったです。最後の方はコツもつかめたのか、いいペースで進んでいたと七川さんはおっしゃっていました。
 最終目的地の港に着いたときには、自分が150kmを走り切ったという実感がなかなか湧かず、しばらくぼーっとしていました。かなり疲れていたのでジュースを飲んで疲れた体を労わりました。お土産用に島のフルーツを1つ買うなど観光気分です。そうしている間に帰りの船二のる時間になり、僕の初めての長距離サイクリングは終わりました。
       スウィーティ
淡路島で買ったスウィーティ(80円)。おいしくいただきました。
 今回の反省点は、ハンガーノックになってしまったこと、また、半袖のうえ、日焼け止めも塗らずに走ったたため過剰に日焼けしてしまったことです。火傷に近い状態になり、水ぶくれが消えるのに1週間かかりました。次回は養分補給を怠らず、日焼け止め対策もしっかり行います。
 以上で失礼します。ごっつぁんでした。