お、高森です
 男子班春合宿、三味さん高森班2日目です
2月11日(水) 建国記念日、晴れ、約188㎞
06:40 起床
08:20 沖縄本島最北端のファミリーマート
09:20 辺戸岬
12:00 東村
12:10 米軍北部訓練場
13:20 サンライズひがし「東ぬ浜」で昼食
15:30 名護市辺野古米軍キャンプ・シュワブ16:20 道の駅ぎのざ
16:32 オスプレイ目撃
16:50 米軍キャンプ・ハンセン
18:15 沖縄市内
19:45 ファミリープラザ丸大佐敷店で食材購入
20:35 あざまサンサンビーチ
21:00 夕食、豚骨鍋
22:15 ミーティング
23:15 就寝


 沖縄合宿ではいろいろなことがあり、4日が4日、様々なことを経験しました。どれも単純には表現できないくらいです。しかし、2日目だけは一言で表すことができます。アップダウンがきつかった
 ざっくりとこの日の行程を説明しますと、道の駅ゆいゆい国頭を出発したあと、沖縄最北端、辺戸岬を訪れ、ぐるっと北部を回り、その後那覇のあさまサンサンビーチまで行きました。ちなみにあさまサンサンビーチは那覇空港のほぼ真東にあります。>沖縄の地図を見ていただくと分かりますが、我々、結構な距離、走ってます。
 はい、2日目おしまい。
 
 ははは、冗談です。 
 
 
 待て、早まるな!ブラウザを閉じるんじゃない!

 もちろんここでは終わりません。誤解なきように!
 
 午前8時、道の駅ゆいゆい国頭を出発しました。
 昨日もそうでしたが、体が重い。しかも前日比2割増しで。こういう時の解決法はただ一つ。低トルクで足をぶん回すことです。1、2時間もすれば疲れはだいぶ飛びます。ちょっとした上り坂があるとさらにいいです。
 あー、早く疲れとばないかなー
 なんてことを考えながら走っていると前方に小林・播磨さん班が見えてきました。
 抜かそうと思ってペダルを踏み込んだその時、ひらめきました。
 そうだ、辺戸岬につくまで彼らの後ろに回り込んでいよう!
 集団で自転車に乗って長距離を走った経験がある方ならご存じでしょうが、先頭を走ると風の抵抗で体力をがっつり削られます。しかし、誰かの後ろにいればそんなことはありません。めちゃくちゃ楽できます。
 
 ・・・というわけで、コバンザメよろしく1時間ばかり後ろに張り付いていました。
 午前9時、辺戸岬に到着しました。
 沖縄最北端の地、ああ、なんて清々しいんだろう。景色もすんばらしいの一言です。
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 他にもいろいろ写真を撮ったのですが、撮影者の腕前があまりにもあれなのでお蔵入りになるでしょう。
 後日公開されるかもしれませんが。
 
 さて、体力も回復したのであとは沖縄本島北東部をひたすら進みます。
 
 
 ここで本日のメインイベント、沖縄北部のアップダウンが始まりました。
ツーリングマップルには沖縄北東部には北部演習場という記述があります。そしてこの辺りはジャングルを見れるとも聞いていました。ということは自然が多く残っており、山がち=坂ばっかという方程式が成り立ちます。が、僕たちは「沖縄は平坦だからそこまできつくはない」という噂を信じ切っていました。これがとんでもない誤解だと気づくのに時間はかかりませんでした。
 突然ですが、僕はWレバー式変速の自転車に乗っています
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 ブレーキと変速機が一体型の、今主流の手元変速できるシステムと比べれば、いちいちハンドルから手を放して変速しなければならない分、便利さははるかに劣りますが、それはそれ、これはこれ。なかなか気に入っています。
 しかし、この時ばかりは何でこんな不便極まりないものを使ってるんだろう、と恨めしく思いました。
アップダウンが続く道をひたすら走っていると、当然フロントとリアの変速機はひっきりなしに操作しなければなりません。いちいち右手を放してこっちのレバーを動かして、はい次は左~、なんてことを延々と繰り返すというのはひどくストレスフルです。
 どれくらいうんざりしていたか。それは、この地域の写真を1枚たりとも撮った形跡がないということがすべてを物語っているでしょう。
 また、この地域では何度もヤンバルクイナに注意という看板をイノシシ飛び出し注意というノリで何度も見ていましたが、結局、会えず仕舞いでした。残念。
 この看板の写真も撮っていません。今思えば、若干後悔しています。
 この後はとくに何をするというでもなく、道沿いにあるアメリカ軍関連の施設をざっと見てひたすら距離を稼ぎました。
 印象的だったのは、辺野古基地の前で基地移設反対派と警察機動隊の方々が道路一本挟んで睨み合っていたことですかね。基地の前で地図をチェックしていて、ふと顔を上げると、サングラスをかけていて表情が読めない反対派の人々4人がこちらに近づいてきていたりと、ピリピリした雰囲気が漂っていたので、とりあえずその場を離れました。
 そのときはよく衝突しないものだ、と思ったのですが、後日ひと騒ぎあったようですね。
 
 他にも、アメリカ軍を批判する内容の横断幕が道の途中に掲げてあったりしました。内容は、あまりにも相手を誹謗・侮辱しており、嫌がらせとも取れるので、ここで公開するのは控えます。とりあえず、彼らの意見はひしひしと伝わってきました。
 この日の移動距離は約190㎞。あさまサンサンビーチにつくと小林と長谷川がダウンしていました。皆、なかなかえぐい行程をこなしたようです。