OBも投稿させて貰いました。
ツアー班出身で海外の自転車でのキャンピングも経験があり、普段はマウンテンバイクで近くの山を走っていますが、トレールランニングやアドベンチャーレースも楽しんでいます。昔はアイアンマンにも出ていましたが、地図読みが必要なレースが面白くなり、自分でコースを探して主催もします。
4月1日にもランニングかマウンテンバイクで参加できる行事を主催します。
http://www.eonet.ne.jp/~n-manabe/
自転車での旅行は適度な速度と騒音を出さず自然の音が聞こえることと、目線の高さが生活状態に近い事が気に入ってます。でも自転車でのキャンピングは初めての人にはハードルが高いのも確かです。
●キャンピングの荷物は前積み派です:
この写真は自分のマウンテンバイクを、試しにキャンピング仕様にしてみたものです。
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キャンピング装備
キャンピング仕様の自転車で多く見掛けるのは、後ろに大半の荷物を積むスタイルですが、登りやダート走行に向いているのは経験的に前に大半の荷物を積む前積みです。後ろにも小さなキャリアを付けますが、シュラーフやマットの様な嵩張るが軽いものを積みます。
前積みが優れているのは登りで軽いこととダートでの操作性が良い事です。前積みにするとハンドルが重たくなると思われがちですが、自転車は四輪車の様にハンドルを切るだけで曲れる訳ではなく、後ろ積みでハンドルを切って曲ろうとしても自転車の前半分と後ろ半分が喧嘩してバランスが取れません。前積みだと前輪を行きたい方向に向ける事に集中すれば自転車の後ろ半分が追いて来るので、荒れたダートでもコントロールできます。また後ろ積みの場合、舗装道路を高速で下っている時に急激な切返しを行うと、予想外の挙動で怖い思いをする事があります。
●レース用のマウンテンバイクでもキャンピング仕様に出来る:
少し高級なマウンテンバイクだと、キャリアを取付けるネジ穴(ダボ)がありませんが、前積みだとフォークごとサスペンションと取り替えます。普段乗り慣れてるマウンテンバイクを使えるのが財布にも優しく、嬉しいですね。
●キャンプ場や施設の制約に縛られず、自然の中でキャンプしよう!:
人工的な施設のお世話にならず、雰囲気や景色が良くて綺麗な水が手に入る場所があればキャンプしたいですね。慣れてくれば地図でそんな場所の見当をつける事ができます。でもキャンプが快適かどうかは人間が「アウトドア仕様」に訓練されている事が必要です。アウトドアはいつもコンディションが良いとは限らず、環境が厳しくても快適なシェルターを確保するスキルが必要になります。
●アウトドア仕様になる方法:
試しにウチのツアー班に入ってみてはどうでしょうか・・・